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「NOIS 警視庁国家観測調査室」 [感想]

・NOIS 警視庁国家観測調査室/藤崎都 X文庫WH





警視庁情報統括部の裏の顔、国家観測調査室ーNOISの特殊分析官と特殊捜査官とのバディの話。

この文庫、X文庫にしては、薄い。
ページ数も、220ページしかない。
なのに、定価が税別の780円。
高い!
ほとんどノベルズの値段じゃないか。
うーん[バッド(下向き矢印)]

と、価格のことは置いておいて。

この話、最初は受視点、残り半分は攻視点で書かれている。
だから、どちらの感情もわかり、読みやすい。
受のあこがれだと思っていたが、まさか攻も初めて会った時から惹かれていたなんて。
それで、この本、ページ数が少ないのか?

事件も、大使館員や側近が犯人で、来日するとある国の公子がテロリストに狙わているという大層なわりには、あっけなく解決する。
これもページ数が少ない理由だろう。
ハラハラドキドキが少ない。

藤崎さんは、デビュー当時からルビー文庫で中村春菊さんの純ロマシリーズのコラボ小説を書いていたんだけれど、もう書かないんだろうか。
書いて欲しいな。

★★★

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