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「内親王の降嫁」 [感想]

・内親王の降嫁/和泉桂 リンクスロマンス


内親王の降嫁 (リンクスロマンス)

内親王の降嫁 (リンクスロマンス)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 新書



SHYノベルスから出ている婚礼奇譚集シリーズの、スピンオフ。
1作目の受の兄が、今回の攻。
1作目と同じ、受は女装姫君。
イラスト担当が、佐々成美さんから葛西リカコさんに。
2段組。

予約して買ってから7ヵ月も未読の山に埋もれていた、この本。
読みやすそうな薄さの本をすべて読んだので、厚さから読んでいなかった本の中からこれを選んだ。
ちなみに、シリーズ2冊とも読んでます。

受の楓が箱入りゆえのいじっぱりで、可愛い。
本当は会いに来て欲しいのに(平安時代なので、通い婚)、口には出さず、つーん。
まぁね、光則が無理やりしたから、意地になっているのもあるんだけれど。

藤原光則は、帝に信頼されている頼れる男。
子供と妻を亡くし無力になっているところに、帝から新しい役目と後妻をいただいた。
帝の腹違いの不遇の妹姫を。
この姫、実は世間を騒がしている義賊の十六夜。
光則の役目は、十六夜討伐。
解決をどう持っていくんだとと思いきや、偽物が現れ、なんとか誤魔化せた。
よかった。

シリーズ1作目は、妻は亡くなり、同じ名前の遠縁のものを引き取ったという設定にしたが、今回は、そのまま変えなかった。
女性のままでいくと。
本人がそれでいいならいいよね。

なんやかんやいって、この二人、いい夫婦だな。

★★★

シリーズはこちら↓

貴公子の求婚 (SHY NOVELS)

貴公子の求婚 (SHY NOVELS)

  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2017/11/01
  • メディア: Kindle版



姫君の輿入れ (SHY NOVELS)

姫君の輿入れ (SHY NOVELS)

  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2017/11/01
  • メディア: Kindle版



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