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「嘘の欠片」 [感想]

・嘘の欠片/栗城偲 カクテルキス文庫


嘘の欠片 (カクテルキス文庫)

嘘の欠片 (カクテルキス文庫)

  • 出版社/メーカー: Jパブリッシング
  • 発売日: 2020/05/18
  • メディア: 文庫



ここ3年くらい、BLでは、もふもふやオメガバースやファンタジーものが、多く出版されている。
ファンタジーももふもふもオメガバースも嫌いではないから、買って読んでいる。
が、そればっかりだとつまらない。
一番好きなBLは、リーマンものの私なんです。
今回の話は、現実的な話。
再会愛もの。
中高のクラスメートで親友。
看護師さん同士。
うん、懐かしい。
前はこういうの、たくさんあった。
親友という関係は壊したくないから、苦しい。
男同士なんて、無理に決まっている。
だから、高校卒業後の進路は、別にした。
あれから10年。
なのに、同じ職場に転職してきて。
今でも好きで、だから苦しくて。
攻のほうも好きだったという、BLではありがちな設定だけれど、安心して読めた。
わかりやすいだもの、攻の態度が。
どう見てもこの二人、両想いだし。
よかったね、想いが叶って。
お幸せに[黒ハート]

★★★☆

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