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「真紅の背反」 [感想]

・真紅の背反/和泉桂 シャレード文庫


真紅の背反 (二見シャレード文庫 い 9-1)

真紅の背反 (二見シャレード文庫 い 9-1)

  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2020/04/24
  • メディア: 文庫



第二次大戦時の再会愛BLもの。
ウクライナのオデッサが舞台。
和泉さん、初シャレード。

外国が舞台の戦争もの。
幼い頃に旅先で出会った、3人。
それから間もなく戦争が始まり、再会した時は、敵同士。
華藤さんみたいな話。
和泉さんらしさは、感じられなかった。

ドイツが負けることは知っているし、戦争が終わる年と月も知っている。
それでも、敵同士の二人がどうやって幸せになるのか、息を詰めながら読んだ。
正直に言おう。
ラストは、へ?という終わり方だった。
ハッピーエンドだったけれど、あっけなかった。
戦争が終わって二人が生きてまた会えた時が、ちょっとしか書かれていない。
あんだけひっぱてきて、これだけ?
うーん……。
なんかなぁ……。

★★☆

シリーズはこちら↓

涜神の午後 : 「真紅の背反」番外編

涜神の午後 : 「真紅の背反」番外編

  • 作者: 和泉桂
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/04/22
  • メディア: Kindle版



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