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「虹色の翼王は黒い孔雀に花嫁衣裳をまとわせる」 [感想]

・虹色の翼王は黒い孔雀に花嫁衣裳をまとわせる/中原一也 シャレード文庫


虹色の翼王は黒い孔雀に花嫁衣装をまとわせる (二見シャレード文庫 な 2-28)

虹色の翼王は黒い孔雀に花嫁衣装をまとわせる (二見シャレード文庫 な 2-28)

  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2020/05/25
  • メディア: 文庫



人間と孔雀を掛け合わせた孔雀人間の話。
近未来で、人間は滅び、孔雀人間しかいない。

孔雀人間。
虹色孔雀人間×黒色孔雀人間。
もふもふも、とうとうここまできたか。
あと、オスも妊娠できるから、オメガバースも入っている。
不思議な設定。
イラスト担当の奈良千春さんによる、孔雀人間のイラストを何枚も描いてあるが、うーん、よくわからない。
ただ、特権階級である虹色人間のルークが、身分に関係なくリヒトのことを愛しているのは、わかる。
ルークは遊んでいられる身分なのに、日ごろから警察に協力したり、貧しい農村に行き行事を遂行したり、身分差を無くそうとしたり、立派な人だ。
そんなルークに、リヒトも惹かれる。
でもね、身分差がねぇと思っていたら、あら不思議、リヒトが絶滅したんじゃないかとそもそもいないんじゃないかと思われていた白色孔雀人間に変身したではないか。
これで、リヒトのほうが身分は上ね。
まぁね、こういう展開になるというのはわかっていたけどさ。

なにはともあれ、めでたしめでたし。

★★★☆

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