「やんごとなきオメガの婚姻」 [感想]
・やんごとなきオメガの婚姻/遠野春日 キャラ文庫
1年半ほど前に発売された「愛しき年上のオメガ」の、攻の両親の話。
雑誌に掲載された表題作(改題されている)に、書き下ろしのその後が1編。
名門伯爵家の次男として生まれた、雅純。
オメガだけれど、ひた隠しに生きてきた。
攻は、雅純が通う全寮制学院の用務員の三宅。
裏のあらすじで、雅純が襲われそうになった時に三宅が助けるということが書いてある。
それを早く読みたくて、ページをめくる手が焦った。
なかなかその場面にならないもの。
その場面になったからは、怒涛の展開。
今までにないヒートが起こり、どちらも欲情し、三宅は雅純を助けるために侯爵家をつぐ決心をし、番になろうと告げ、そのまま雅純を学院から連れ出す。
別荘まで待てず、車の中で、しちゃう。
一気に話が進んだ。
そこまでが、表題作。
書き下ろしは、両親への報告から子供が生まれるまでの話。
雅純の家族は、アルファの兄が一人に、両親。
みんな、いい人。
雅純の幸せを願っている。
オメガに生まれた雅純を同情するのではなく、恥だと思っているのでもない。
本当に、雅純は愛されている。
ただ甘やかされているのじゃないのが、いい。
父親はちゃんと考えるようにと諭す。
立派な知父親だ。
雅純は、オメガであることを隠して暮らしていた結果、箱入りで育ってきているため、ちょっと人を見る目に欠けている。
でもね、困った人があると、三宅こと、祥久が助けてくれる。
わかるんだよねぇ、ピンチが。
皆に祝福されて、幸せになってよかった。
雅純がめちゃ祥久に愛されているのはわかるが、えっちシーンが少なかったのは残念。
次は、雅純の兄で、アルファの高範さんの話が読みたいな。
★★★★
シリーズはこちら↓
1年半ほど前に発売された「愛しき年上のオメガ」の、攻の両親の話。
雑誌に掲載された表題作(改題されている)に、書き下ろしのその後が1編。
名門伯爵家の次男として生まれた、雅純。
オメガだけれど、ひた隠しに生きてきた。
攻は、雅純が通う全寮制学院の用務員の三宅。
裏のあらすじで、雅純が襲われそうになった時に三宅が助けるということが書いてある。
それを早く読みたくて、ページをめくる手が焦った。
なかなかその場面にならないもの。
その場面になったからは、怒涛の展開。
今までにないヒートが起こり、どちらも欲情し、三宅は雅純を助けるために侯爵家をつぐ決心をし、番になろうと告げ、そのまま雅純を学院から連れ出す。
別荘まで待てず、車の中で、しちゃう。
一気に話が進んだ。
そこまでが、表題作。
書き下ろしは、両親への報告から子供が生まれるまでの話。
雅純の家族は、アルファの兄が一人に、両親。
みんな、いい人。
雅純の幸せを願っている。
オメガに生まれた雅純を同情するのではなく、恥だと思っているのでもない。
本当に、雅純は愛されている。
ただ甘やかされているのじゃないのが、いい。
父親はちゃんと考えるようにと諭す。
立派な知父親だ。
雅純は、オメガであることを隠して暮らしていた結果、箱入りで育ってきているため、ちょっと人を見る目に欠けている。
でもね、困った人があると、三宅こと、祥久が助けてくれる。
わかるんだよねぇ、ピンチが。
皆に祝福されて、幸せになってよかった。
雅純がめちゃ祥久に愛されているのはわかるが、えっちシーンが少なかったのは残念。
次は、雅純の兄で、アルファの高範さんの話が読みたいな。
★★★★
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