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「皇帝陛下の美食王膳 陽春国宮廷料理帖」 [感想]

・皇帝陛下の美食王膳 陽春国宮廷料理帖/和泉桂 双葉文庫


皇帝陛下の美食王膳 陽春国宮廷料理帖 (双葉文庫)

皇帝陛下の美食王膳 陽春国宮廷料理帖 (双葉文庫)

  • 作者: 和泉 桂
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2020/04/16
  • メディア: 文庫



新たな皇帝は財政を立て直すために、豪華な宮廷料理はいらないと、宮廷の台所の光禄寺を廃止しようとする。
そのため、雇い人を辞めさせた。
新しく光禄寺にひとり勤めることになった主人公の、見習い厨娘の茗鈴は、皇帝に美味しいものを食べさせて心変わりをさせるという大役を父から任された。
料理×中華ファンタジー。

主人公の茗鈴は、まだ15歳。
若すぎないか、この子。
美味しいものを食べることが大好きで、作るのが好き。
なんかね、あんまり好きじゃないわ、この子のこと。
ただそれだけで、魅力を感じない。
だからさ、この話、つまらない。

4つの話からなっていて、だんだん皇帝が茗鈴のことを認めるようになっていく。
4つ目の話は皇太后(生みの母ではない)も登場し、民のためにも贅沢をするようにと皇帝に進言する。
最後ではまだ、皇帝は光禄寺を廃止しないとは言わない。
つまり、たぶん、続きが出るんだろうな。
でも、私、買わないと思う。
和泉桂さんだからおもしろいと思ったんだけどな。

★★

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