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「花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る」 [感想]

・花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る/深月ハルカ リンクスロマンス


花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る (リンクスロマンス)

花の妖精、恋と祝歌の鐘が鳴る (リンクスロマンス)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2021/08/31
  • メディア: 新書



次の王になるのは兄に決まっている第2王子×王城の薔薇園にある薔薇の妖精で末王子。
ファンタジーもの。

ある日、結界を超えて人間の住む世界に出てしまった、ルキア。
彼を助けてくれた二人の王子、ノヴァリスとグランド。
異母兄弟だけれど、仲がいい二人。
けれど、それぞれの派閥による時期王の争いがある。
どうしても遠慮してしまう、二人。
王の資質が問われる、この話。
ルキアも次期薔薇王だけれど、憶病で気が小さく、力も弱く、姿も小さい。
そんなルキアが、人間界で成長していく。
その姿を見つめるグランド。
小さいルキアとどうやってするんだ?と思いきや、ルキア、大きくなっちゃった。
恋をして。

恋と兄弟と成長と国の争い事と、優しい話ながらにもいろいろと詰まっていて、それがさらっと、しかも読み応えがある話だった。

★★★

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