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2021年09月17日｜ 2021年09月18日｜2021年09月19日ブログトップ

「舞踏会の夜に抱かれて」　[感想]

・舞踏会の夜に抱かれて／日向唯稀　クロスノベルス

ショップ: 楽天ブックス
価格: 979 円

夜に抱かれてシリーズ、９冊目。
アルフレッド×響也。
響也が豪華客船での講習会に参加する話。

この講習会というのがとんでもないシロモノで、私だったらとっくに切れているよ。
でも、響也はそんな理不尽な講習会を途中で投げ出すことなく、参加しているサービスマンのために、お客様のために、最後までサービスマンらしくやり遂げるんだよねぇ。
しかも、恋人のアルフレッドがその上をいっちゃってるし。
二人とも、オトナだ。
さらに、その企画を否定してつぶすのではなく、反省点や改善策も提示して、意味のあるものにする。
何より、お客様やサービスマンのために。
その姿勢が、素晴らしい。
だから、香山配膳が業界トップで屈指のサービスを維持しているのだろう。

あとがきに書いてあったんだけれど、日向さんのデビュー作の「誘惑」の受も、香山配膳FTメンバーだった！
えっ?!
驚き！
私、この本、読んだことある。
それこそ、24年ちょっと前のリアルタイムで。
けっこう好きだった。
そっかぁ、彼も香山配膳で、ずっと続いているのね。
感無量だ。

閑話休題。
講習会の後の、普通のデート。
セレブなアルフレッドにとって普通のデートというのは、初めて。
ラブホに泊まるのが、面白い。
ちょっと変わったオシャレなホテルだと思って予約したのが、まさかのラブホ。
楽しかったデートで、何より。

★★★☆

シリーズはこちら↓