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「蜜月の幕があがる」 [感想]

・蜜月の幕があがる/藍生有 X文庫WH





父親の地盤を引き継いだ新人国会議員×2.5次元舞台俳優。
元兄弟で、年下攻の一途愛。

久しぶりに読んだよ、藍生さんの。
がっつり書かれたえっちシーンも、久しぶりかも。
登場人物の関係が、昼ドラのような、ドロドロさ。
なんかこういうのって、現実味がある気がする。
最近、BLといえば、オメガバースか、異世界トリップか、けもみみばかりだったもんなぁ。
うん。

史弥は横暴ではない。
年下らしい可愛い面もたまに見せるのもいい。
薫もほだされていく。
やっぱ、えっちシーンがいいのは、いいよね。
オメガバースのような激しくえっち度高め、ではなく、一つ一つの仕草が丁寧に書かれていて、それでもって、濃厚。
すぐにおわっちゃうのは、肩透かしだもの。

あとがき後のショートと初回特典のSSは、史弥視点。
本編のその後と、本編より前の話。
史弥はぜんぜん変わらない子なんだね(いい意味で)。

本編に出ていた年下攻めの俳優カップルの話も、読んでみたいな。
いつか、書いてくれるだろう。

★★★★

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