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「三番目のプリンス ブラス・セッション・ラヴァーズ」 [感想]

・三番目のプリンス ブラス・セッション・ラヴァーズ/ごとうしのぶ X文庫WH


三番目のプリンス ブラス・セッション・ラヴァーズ (講談社X文庫)

三番目のプリンス ブラス・セッション・ラヴァーズ (講談社X文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/08/05
  • メディア: 文庫



タクミくんシリーズのリンクシリーズ。
その2冊目。

ごとうさんの文章って、説明が多いんだよね。
タクミくんシリーズでもそうで。
この説明的な文が少なければもっといいのにな、と、毎回思う。

あと、クライマックスが突然やってくる。
まだお付き合いするの返事をもらってないのに、送り狼になっちゃったよ、壱伊くん。
一気になっちゃったというか、しちゃった。

キラキラ王子様な壱伊くんが、律のことになるとめちゃ恋をしている男の子になっちゃうのが、楽しい。
一途に律のことを想っている。
大切に想っている。

大学はどっちにするん迷っている壱伊くんだけれど、今回のことで、工大を辞めて音大にすると思う。
いつでも律と一緒にいられる同じ大学に。
合格間違いなしだしね。

題名の三番目の王子様はもちろん、壱伊くんのことで。
一番目はギイ、二番目は真行寺。
そんなの律には関係ないことなのに、なぜ律に言うのか、よくわからない。
タクミくんシリーズを知らない読者のために?

初回限定特典として、書き下ろしSSのチラシが入っている。
二番目のプリンス」。
真行寺が怪我をした時の、話。
駒沢から野沢くんに連絡がいった。
そして、野沢くんが三洲にそのことを伝えた。
短い話だけれど、重要な話。
そうだったんだ。

★★★☆

前作はこちら↓

いばらの冠 ブラス・セッション・ラヴァーズ 【電子特典付き】 (講談社X文庫)

いばらの冠 ブラス・セッション・ラヴァーズ 【電子特典付き】 (講談社X文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2020/11/02
  • メディア: Kindle版



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