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「恋する魔王」 [感想]

・恋する魔王/愁堂れな ルチル文庫


【電子限定おまけ付き】 恋する魔王 【イラスト付き】 (幻冬舎ルチル文庫)

【電子限定おまけ付き】 恋する魔王 【イラスト付き】 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: Kindle版



愁堂さんお得意の2時間サスペンス風に、ちょっとファンタジーを足した話。
攻が、魔王。
イラスト担当が蓮川愛さん。

2時間サスペンス風といっても、攻が魔王でもあっちの世界ではなくこっちの世界なので、罪シリーズのような切なさは、ない。
二人は、受の真倫の前々々々々世の時に恋人だったという。
前々々々々世って、あのアニメ映画の主題歌じゃあるまいし、こんなに前は、想像できないって。

捜査中に爆発事故に巻き込まれた真倫を救った、魔王。
彼は姿を変え、FBI捜査官になり、真倫と一緒に事件を追う。
真倫に魔法を拒否された魔王は、従者に協力させる。
なんか、こういうのも切なさを遠ざけている。
恋はちょっと切ないが、ぜんぜん足りない。

犯人組織に内通していたのは、予想通り、真倫の親友で相棒(捜査の)。
新城の考えは、私には理解できない。
なぜこんなことを?
そんなんなら、最初からキャリアになっていればよかったじゃん。
キャリアの資格を持っていたのに、わざわざ普通の警察官になるなんて。

えっち度も低めで、残念。

事件は解決し、二人は愛を確かめ合ったけれど、魔王はこれからもFBI捜査官の出向として真倫と一緒に捜査にあたることに。
ということは、続編があるのかも…・・・?

★★★

あー、罪シリーズの新作が読みたい…

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