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「後宮の烏7」 [感想]

・後宮の烏7/白川紺子 オレンジ文庫





シリーズ最終巻。

そう、この巻で終わり。
なんか、あっという間だったなぁ。
今回、本も薄く、すぐに読み終えちゃった。

烏と神の戦い。
寿雪たちは戦いが始まるまで、つまり、烏の半身を見つけて烏に渡すまでがたいへんだったけれど、戦っている時は特に何をするでもなし。
しかも、すぐに決着はついた。
亡くなる人もほとんどなく、朝陽は高峻の命で自害し、白雷は怪我をするも生き延びてどこかで辻占をしているようで、まあるく治まったという感じ。

解放され力を失い自由になった鳥妃の寿雪はというと、海商になった。
すごい転身だよ。
世話をしていた九九もそのまま寿雪に仕えて。

高峻とは手紙で碁の相手をしている。

なんか、平和だなぁ。

沙名賣兄弟と妃の晩霞は仲が良くなり、時折、みんなで集まって近況報告を兼ねて呑んでいる。

すごく平和だな。

ラスト、隠居して高峻のもとに時折、銀色の髪の寿雪が訪ねて碁を打っているという。
うん、めでたしめでたし。

皆、幸せそうでよかった。

このシリーズ、10月からテレビアニメ放送開始だという。
人気あるもんな、このシリーズ。
帯に、アニメ化の文字と、100万部突破の文字が、書かれている。
アニメは、どこまでするんだろう。
最後までするんだろうか。
それとも、第1期、第2期というふうに分けるんだろうか。
演じる声優さんは、私が知らない人ばかりだけれど、観ようかな。

★★★★

シリーズはこちら↓






















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