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「蒼の王子と誓いの愛翼」 [感想]

・蒼の王子と誓いの愛翼/真崎ひかる ダリア文庫


蒼の王子と誓いの愛翼 (ダリア文庫)

蒼の王子と誓いの愛翼 (ダリア文庫)

  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2021/02/13
  • メディア: 文庫



朱の王子と守護の子育て」の、スピンオフ。
義弟が攻の話。
といっても、前の話は読んでいないんだけれどさ。

この話の重要要素となる守護鳥を、二人(王子と抱卵役)で育てる、というものが、いまひとつわからない。
どれだけこの国や王族にとって重要なのか、どういう役目をするのか。
育て方は読んでいればわかるのだけれど、???だらけ。
それを理解していないと、この話はおもしろくないのだと思う。
1作目を読んでいればわかっていたのだうか。

攻の蒼鷹が、翠蓮に対して何も言わなすぎる。
もっとどうして欲しいのか言ってくれないと、気持ちが伝わらないって。
二人で守護鳥を育てなければならないのに、蒼鷹の思いががどういうものなのかわからないよ。
ボソボソとこぼした言葉が本音というかヒントなんだけれど、あまりにもわからなすぎる……。

えっちシーンは、さらりと。
短い。
これじゃ、二人の想いが読んでいるこっちに熱く伝わらない。

うーん。
なんか、厳してことばかり言っているな。
明神翼さんのイラストは素敵なんだけれど(明神翼さんが好きな私)。

★★☆

スピンオフ作はこちら↓

朱の王子と守護の子育て (ダリア文庫)

朱の王子と守護の子育て (ダリア文庫)

  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2019/02/13
  • メディア: 文庫



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