「准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき」 [感想]
・准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき/澤村御影 角川文庫
怪事件を収集する准教授と嘘を聞き分ける大学生の、民俗学ミステリ。
プロローグに事件が3つで、読みやすい。
深町くんの一人称で、話が進んでいく。
プロローグは、深町くんが幼い頃にあった、嘘を聞き分ける耳を持った時の話。
他のを選んでいたら、どうなっていたんだろうね。
本編は、話が3つ。
高槻は喜々として事件を調査するけれど、どれも人間がしたこと。
怪事件ではない。
謎を解く過程が、楽しい。
私、けっこう怖がりなんだけれど、この話はライトなので、大丈夫。
オドロしさは、ない。
高槻准教授が子供ぽいところも、楽しくしているからなんだろうな。
おかげで、深町くんが常識人のようにみえる。
なかなか嘘を聞き分ける耳になったことを言わない、深町くん。
まぁ、無理ないよね。
耳のせいで、いままでさんざん辛い目に合っているから。
そのせいで、孤独になったから。
准教授もまた、幼い頃に神隠しに合っていて、けれどその時のことを何も覚えていなくて、真実が知りたいと勉強し調査をしている。
高槻も孤独になりそうだけれど、周りの人に助けられ、性格も明るいから(あえて明るく振る舞っている可能性もあるが)、重い人にはならないんだよね。
まさに、凸凹コンビの、二人だ。
2巻目も発売されていて、すでに購入済み。
人気があるというから、まだ続きが発売されるんだろうな。
★★★☆
シリーズはこちら↓
怪事件を収集する准教授と嘘を聞き分ける大学生の、民俗学ミステリ。
プロローグに事件が3つで、読みやすい。
深町くんの一人称で、話が進んでいく。
プロローグは、深町くんが幼い頃にあった、嘘を聞き分ける耳を持った時の話。
他のを選んでいたら、どうなっていたんだろうね。
本編は、話が3つ。
高槻は喜々として事件を調査するけれど、どれも人間がしたこと。
怪事件ではない。
謎を解く過程が、楽しい。
私、けっこう怖がりなんだけれど、この話はライトなので、大丈夫。
オドロしさは、ない。
高槻准教授が子供ぽいところも、楽しくしているからなんだろうな。
おかげで、深町くんが常識人のようにみえる。
なかなか嘘を聞き分ける耳になったことを言わない、深町くん。
まぁ、無理ないよね。
耳のせいで、いままでさんざん辛い目に合っているから。
そのせいで、孤独になったから。
准教授もまた、幼い頃に神隠しに合っていて、けれどその時のことを何も覚えていなくて、真実が知りたいと勉強し調査をしている。
高槻も孤独になりそうだけれど、周りの人に助けられ、性格も明るいから(あえて明るく振る舞っている可能性もあるが)、重い人にはならないんだよね。
まさに、凸凹コンビの、二人だ。
2巻目も発売されていて、すでに購入済み。
人気があるというから、まだ続きが発売されるんだろうな。
★★★☆
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