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「リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音」 [感想]

・リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音/瑚池ことり オレンジ文庫


リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 (集英社オレンジ文庫)

リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 瑚池 ことり
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: 文庫



e-honのサイトで新刊本をチェックしていた時に惹かれおもしろそうだと予約し、買って3週間ほど経ってからやっと読んだ。
一気に。
私の勘は、間違えではなかった。

戦争の代わりに、騎士が隊を組み勝敗を競う戦闘競技会が国の命運を決める、世界。
主人公は、優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、弓しか扱えない、見た目10歳にしか見えない17歳の少女。
ファンタジーもの。

このニナちゃんを騎士団に勧誘する、リヒト。
リヒト、うたプリのカルナイの嶺ちゃんに似ているんだよねぇ。
口の上手いところが。
もう、私、森久保祥太郎さん演じる嶺ちゃんの口調で読んだよ。

ニナちゃん、めちゃ謙虚で、スーパーウーマンではなく、か弱い女の子なところが、いい。
そんなニナちゃんだけれど、やる時はやるのよ。
子供に向かって走ってくる馬車を弓で止め、仮入団テストで兄の石を落とした。
そして、クライマックスでも!
その後、村に帰っちゃうニナちゃんも、彼女らしいや。

ニナちゃん、リヒトがいたから、頑張れたんだよね。
そんな妹の姿を兄は見ていたから、浮かない顔をしていたんだよね。
妹に手を出すなと。
ロルフは、実は、シスコンなところがあったんだね。

エピローグも、またいい。

あーもー、私、この話のおもしろいところを上手く伝えられないや。

とにかく、おもしろかったです。

★★★★

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