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「スカーレット・ナイン」 [感想]

・スカーレット・ナイン/水壬楓子 リンクスロマンス


スカーレット・ナイン (リンクスロマンス)

スカーレット・ナイン (リンクスロマンス)

  • 作者: 水壬 楓子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2019/04/30
  • メディア: 新書



2018年に出た「王室警護官を拝命しました」の、スペンサー王国の、400年後が舞台。
400年後なので、登場人物は一緒ではない。

ノベルズの2段組なので、読んでも読んでも終わらない。
えっちシーンを何回読んだことか。
途中で何度も眠くなったし。

受の緋流(父親が日本人)の祖母(貴族)の、凄まじさが、怖い。
外国の血が入っているから憎らしく、躾と称して幼い緋流に鞭を振るい、大人になっても背中にみみずばれが残ってしまった。
孫は緋流しかいないもんだから、ゲイの緋流になんとしても跡継ぎを作らせるために、男を雇ってタネを採取させ、自分が認めた女性に受精させようとした。
そのためには緋流がどうなっても構わないし、殺人事件さえも起こさせ。
ホント、今回の登場人物の中で一番恐ろしい人だったよ。

攻のキースは、幼い頃から緋流ひとすじ。
ちょっとチャラいところがあるけれど、いい男なのだ。
彼の父親が誰なのか、早い時点で気が付いていたよ。

たぶん、このスペンサー王国シリーズは、他のカップルで続編が出るんだろうな。

★★★

シリーズはこちら↓

王室護衛官を拝命しました (キャラ文庫)

王室護衛官を拝命しました (キャラ文庫)

  • 作者: 水壬 楓子
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 文庫



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