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「崎義一の優雅なる生活エリカの咲く庭」　[感想]

・崎義一の優雅なる生活エリカの咲く庭／ごとうしのぶ　ルビー文庫

作者: ごとうしのぶ
出版社/メーカー: KADOKAWA
発売日: 2019/05/01
メディア: 文庫

私がBLを読むようになったきっかけの、タクミシリーズ。
本編は、なんでこれで終わりなの?という残念な終わり方をしてしまった。
で、大人になった二人が再会してまた始まった、大人編。
この本が、その2冊目。
といっても、ギイとタクミくんの話ではなく、聖矢さんと佐智の話の、2冊目。

お久しぶりです、聖矢さん。
佐智くんはたまに本編に出てきたし、大人編でも出ているから、久しぶりではない。
1冊目はドラマCD化もされていて、聖矢さん役は速水奨さんで、佐智役は置鮎龍太郎さん、たしか。

この二人の1冊目もそうだったが、2冊目もサスペンスもの。
聖矢さんはマトリだから、そうなるよね。
こっちのほうが、おもしろいし。

まだ15歳の、佐智。
天才バイオリニストと言われているが、佐智だって恋する男の子。
なかなかうまくいかない。
オトナな聖矢さんでさえそうだものね。
くるくる、くるくる。
ドキドキ、ドキドキ。
恋の話を読むのは、楽しい。
プラス、サスペンス。
ハラハラ、ドキドキ、楽しい。
その二つが重なり、読んでいてもう楽しいたらありゃしない。
というわけで、楽しかった。

で、今現在、この二人はどうなっているんだろう?
続いているのは間違えないが、職業が職業だし、ギイとタクミくんみたいに同棲はしていないだろうな。
たまに、ホント、たまに、会っている程度なのかな?
現代の二人の話も、読みたいな。

★★★★

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