SSブログ

「モンスターと食卓を」 [感想]

・モンスターと食卓を/椹野道流 角川文庫


モンスターと食卓を (角川文庫)

モンスターと食卓を (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/09/21
  • メディア: 文庫



椹野さんの、新シリーズ。
N医科大の法医学者の有と、同居人のシリカの話。

有は、研修医の時に、患者を自殺させてしまった過去がある。
今も、その傷は癒えない。
とある事件を通して大学に来た刑事はその時に担当していた刑事で、また心無いことを言われてしまう。
でも、有が今も苦しんでいて、事件後に自殺を図ったことを知ると、態度を変え、有に優しくなった。
よかった、よかった。
けれど、患者のミュージシャンのファンの一人が、また現れ、有を殺そうとする。
それを助けてくれたのが、シリカ。
シリカ、また謎が多い。
どうみても日本人ではなく、ちょっと不思議な考え方をする、青年。
有が恩師から託されたシリカは、謎が多い。
シリカは無邪気で、悪い人では無さそうなんだけれど、生い立ちがとても気になる。
それがわかるのは、この巻以降においおいとなんだろうなぁ。
新シリーズということで、ちょっとずつちょっとずつ。

なんだか最近、椹野さんのBLを読んでいないような気がする。
新作は出ないのかしら?
奇談シリーズの続き、いつまでも待っているし。

★★★

nice!(33)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。