「レモンタルト」 [感想]
・レモンタルト/長野まゆみ 講談社
「もう、ずっと前から義兄のことが好きだった」
ミステリアスな義兄と弟の物語。
-帯より
長野さんの作品は、まったく現実味がない。
私たちの現実とは違う、けれど似ている異世界が舞台のような話だ。
最近は現実味がある話が多くなってきているが、それでも、どこか私の属している世界とは違う感が拭えない。
冒頭の、あの傘はけっきょく誰のものだったのか、鍵は誰のものだったのか、わからずじまい。
あとから登場した鍵はわかったが、傘は誰のものだったんだろうか。
姉が亡くなってからも二世帯住宅に一緒に住んでいる義兄のことが、ずっと好きだけれど、言えない。
義兄母などはその気持ちを知っていて、お膳立てしてくれたりする。
義兄はじらしているようで……。
この義兄との二人きりの休暇は、どのようになるんだろう。
なぜここで終わる~っ
そしてまた、長野さんの世界から抜け出せなくなっている……。
★★★
「もう、ずっと前から義兄のことが好きだった」
ミステリアスな義兄と弟の物語。
-帯より
長野さんの作品は、まったく現実味がない。
私たちの現実とは違う、けれど似ている異世界が舞台のような話だ。
最近は現実味がある話が多くなってきているが、それでも、どこか私の属している世界とは違う感が拭えない。
冒頭の、あの傘はけっきょく誰のものだったのか、鍵は誰のものだったのか、わからずじまい。
あとから登場した鍵はわかったが、傘は誰のものだったんだろうか。
姉が亡くなってからも二世帯住宅に一緒に住んでいる義兄のことが、ずっと好きだけれど、言えない。
義兄母などはその気持ちを知っていて、お膳立てしてくれたりする。
義兄はじらしているようで……。
この義兄との二人きりの休暇は、どのようになるんだろう。
なぜここで終わる~っ
そしてまた、長野さんの世界から抜け出せなくなっている……。
★★★
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