SSブログ

「騎士王の気高き溺愛花嫁」 [感想]

・騎士王の気高き溺愛花嫁/名倉和希 シャレード文庫


騎士王の気高き溺愛花嫁 (シャレード文庫)

騎士王の気高き溺愛花嫁 (シャレード文庫)

  • 作者: 和希, 名倉
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2020/12/21
  • メディア: 文庫



神の末裔の一族で、男なのに子を産めるミカと、父親と国を奪った叔父を倒し国王になったアルベルトの、不器用な二人の出会いと妊娠するまでの、ファンタジーBL。

この二人、お互い一目惚れで相思相愛なんだけれど、辺境育ちで国を良くすることばかりだったアルベルトに、ずっと花嫁教育されて育てられたけれどどうしても素直になれないミカ。
二人とも、素直に相手に気持ちを言えなくて、それは結婚してもそうで、もう、不器用すぎるだろうっ。
ミカのツンデレが可愛いと思っているアルベルトもアルベルトだし、二人とも、ちゃんと会話しなよ、
してばっかりいないでさ。
夫婦なんだから。
なんつぅ夫婦なんだよ。
一歩間違えればギャグになりそうなんだけれど、ミカのエレガントさとアルベルトの賢王としての振る舞いが微笑ましさになっている。
そして、えっちシーンでの二人の熱情もあって。
そんな二人だから、この話が長々としたいつ終わるのかもわからないような壮大なファンタジーものにはならない。
わりと軽い気持ちで読めた。

★★★

nice!(32)  コメント(0) 

nice! 32

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

今日購入した本などは雪が積もった ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。