「花降る王子の婚礼」 [感想]
・花降る王子の婚礼/尾上与一 キャラ文庫
魔法の国から隣国の武力の国に嫁いだ花嫁と、その夫である国王の話。
ファンタジーもの。
約370ページ越えの、分厚い文庫本。
読み終えるのに、2時間半ほど掛かってしまった。
おもしろくて、一気に読んだんだけどね。
姉王女の身代わりの政略結婚。
王女ではなく王子と知られてしまえば、殺されてしまう。
それでも、国を守るために、自分が犠牲になる。
最初は、そんな悲惨な想いばかりで読んでいた。
でも、相手のグシオン王は、いい人だった。
王子だというのは、すで知っていた。
知っての上で結婚したのだった。
リディルの魔力を当てにして。
リディルの幼い頃の大怪我がもとで魔法が使えないと知っても、グシオンの優しさは変わらなかった。
グシオン、いい人すぎる。
でも、まだ話は半分残っている。
実は、グシオンには恐ろしい呪いがかかっていた。
満月の夜、恐ろしい獣になってしまう、というもの。
なんとかしてその呪いを解こうとする、リディル。
愛だねぇ。
その後はファンタジーものらしく、大魔法使いとの対決。
ここのところは、残念ながら、あっけない。
この大魔法使いは、弱い。
それだけ、魔力を持ったリディルの力のほうが上だ、ということか。
最後の最後に、魔法国の秘密がわかる。
なんと、実は王女はいなくて、4人とも王子だと。
そうだったのか。
よその国へ大魔法使いの王女として嫁いだ長兄の話も読みたいわ。
ぜひ。
えっちシーンが2回しかなかったのが、残念。
★★★★
魔法の国から隣国の武力の国に嫁いだ花嫁と、その夫である国王の話。
ファンタジーもの。
約370ページ越えの、分厚い文庫本。
読み終えるのに、2時間半ほど掛かってしまった。
おもしろくて、一気に読んだんだけどね。
姉王女の身代わりの政略結婚。
王女ではなく王子と知られてしまえば、殺されてしまう。
それでも、国を守るために、自分が犠牲になる。
最初は、そんな悲惨な想いばかりで読んでいた。
でも、相手のグシオン王は、いい人だった。
王子だというのは、すで知っていた。
知っての上で結婚したのだった。
リディルの魔力を当てにして。
リディルの幼い頃の大怪我がもとで魔法が使えないと知っても、グシオンの優しさは変わらなかった。
グシオン、いい人すぎる。
でも、まだ話は半分残っている。
実は、グシオンには恐ろしい呪いがかかっていた。
満月の夜、恐ろしい獣になってしまう、というもの。
なんとかしてその呪いを解こうとする、リディル。
愛だねぇ。
その後はファンタジーものらしく、大魔法使いとの対決。
ここのところは、残念ながら、あっけない。
この大魔法使いは、弱い。
それだけ、魔力を持ったリディルの力のほうが上だ、ということか。
最後の最後に、魔法国の秘密がわかる。
なんと、実は王女はいなくて、4人とも王子だと。
そうだったのか。
よその国へ大魔法使いの王女として嫁いだ長兄の話も読みたいわ。
ぜひ。
えっちシーンが2回しかなかったのが、残念。
★★★★
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