「サイメシスの迷宮忘却の咎」：ＢＬ萌えな本：SSブログ

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「サイメシスの迷宮忘却の咎」　[感想] [編集]

・サイメシスの迷宮忘却の咎／アイダサキ　講談社タイガ

作者: アイダサキ
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2019/04/19
メディア: 文庫

サイメシスの迷宮、シリーズ3冊目。

アイダさん、ミステリーがおもしろい。
BL作家である英田サキ名義の「DEADLOCK」シリーズしかり、「エス」シリーズしかり。
骨太の感じ。
もう、ハラハラドキドキしながら今回もガーっと一気に読んだ。

今回は、羽吹の誘拐事件の犯人に近づいたと思ったら迷宮にまた1歩踏み込んでしまった、という感じ。
それというのも、最後の２ページ、その時の記憶が無い羽吹が思いだしたこと、これがすごく重い。

今回の殺人事件は、またしても、羽吹誘拐の犯人が裏で糸を引いていた。
それがわかるのはわりと最後の方で、でも誰だかは決して言わず自殺未遂。
まだ意識は戻っていない。
その後おこった、三猿の殺人事件。
今回は言わざるの舌。
被害者は、シリーズ通して出ていた、SSBCの職員の雪絵。
これからどうなるんだ?!ところへ、今回はおわり。
続きが気になる～っ。

★★★★

シリーズはこちら↓