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「溺愛ジュリエット」 [感想]

・溺愛ジュリエット/愁堂れな ルチル文庫


溺愛ジュリエット (幻冬舎ルチル文庫)

溺愛ジュリエット (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 愁堂 れな
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2018/08/20
  • メディア: 文庫



高校2年の時に、劇でジュリエットを演じた、理人。
親友でロミオ役だった路次のことが好きだったが、彼は転校してしまった。
それから、10年。
ゲームのシナリオライターになった理人は、「ロミオとジュリエット」をもとにしたゲームのシナリオを書くことになり、夢を見るようになり……。

夢が、楽しい。
普通のロミジュリではなく、いとこのティボルトが路次で、彼ルートになっているから。
ロミオはいい友人になっていく。
新しい解釈だ。

路次は途中から登場し、すぐにお互い高校の時から好きで、今も好きだとわかり、すぐにえっちシーンになってしまう。
なんか、安直。
もっと葛藤とか事件があってもよかったんじゃ?
この本、薄いしね。
おまけに、本編のほかに短編が2つも入っているしね。
話に厚みがなく、薄い。
すぐに読み終わったよ。

うーん……。

★★☆

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