「九十九さん家のあやかし事情五人の兄と、迷子の狐」：ＢＬ萌えな本：SSブログ

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「九十九さん家のあやかし事情五人の兄と、迷子の狐」　[感想] [編集]

・九十九さん家のあやかし事情五人の兄と、迷子の狐／椎名蓮月　富士見L文庫

作者: 椎名蓮月
出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書房
発売日: 2015/06/15
メディア: 文庫

近くにある大型書店にシリーズ既刊本が並べてあったので人気があるのだと思い、1巻目を購入して読んだ。

両親を早くに亡くし、兄五人と暮らしている、女子中学生が主人公。
蔵で見つけた箱に封じ込められていたあやかしを放してしまい、それらを見つけて戻す話。

五人いる兄が、個性的。
しかも、全員過保護でイケメン。
こういうの、まさに少女漫画的な設定。
だから、どちらかというと、コバルト文庫を読んでいるような中高生向けかな。
この迷子の狐であるあやかしも、ヒールではなく、可哀そうな過去がある可愛い狐。
しかも、これからは健気にあかねちゃんのことを守ってくれそうな感じ。
術者も登場するが、これもイケメンで、残念な部分もあるが、あかねちゃんを守ってくれる。
うーん、あかねちゃん、まさにハーレム状態。
この話、男の人が読んでもつまらないだろうな。
いや、シスコンな人にはおもしろいかも?
私は兄がいないから、なかなかおもしろかった。
ただ、ぬるい話過ぎて、途中で寝むたくなったが。

★★★

シリーズはこちら↓