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「溺愛紳士とないしょの恋」 [感想]

・溺愛紳士とないしょの恋/水上ルイ ルビー文庫


溺愛紳士とないしょの恋 (角川ルビー文庫)

溺愛紳士とないしょの恋 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 水上 ルイ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/08/31
  • メディア: 文庫



人探しをしている大富豪(アメリカ人)×皆に好かれている新米おまわりさん。

今回の話の舞台は、東京の吉祥寺に近い町。
商店街の人もたくさん登場するし、いつものセレブな話よりも親しみやすいし、情景も浮かびやすい(浴衣、蚊帳、中庭など)。
つまり、読みやすい。

警察官だった父親に憧れ、自分も警官になった、司。
正義感が強いがお人よし。
そこが、商店街の皆さんや子供達や他の刑事さんに好かれるんだろうな。
ま、優秀ではないんだけれどね(幼馴染みはキャリア刑事)。

ディランも親しみやすい人。
司がごく普通の庶民なので、どこの高いブランドなのかは、ぜんぜん出てこない。
ま、運転手付きのリムジンには乗っているが・笑
あと、司のことを好きになるのが早いというか、そんなんで好きになったのか?と思ったけれど、司の父親が司のことをディランに手紙で書いていたから、出会う前からある程度のことは知っていたというので、ま、そんなもんかも。

脱法ハーブ、シゃッター壁などの落書き、ヤクザ、ロシアマフィア。
都心じゃない街でも、やはり東京だから物騒な事件。
ま、水上さんの話は、そんなに怖くない。
メインは二人の恋だから、サスペンスものや刑事ものじゃないから、さらっと楽しく読めた。

★★★☆

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