「カデンツァ2～青の軌跡<番外編>～」：ＢＬ萌えな本：SSブログ

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「カデンツァ2～青の軌跡<番外編>～」　[感想] [編集]

・カデンツァ2～青の軌跡<番外編>～／久能千明　リンクスロマンス

作者: 久能千明
出版社/メーカー: 幻冬舎
発売日: 2012/09/27
メディア: 新書

私の大好きなシリーズの1つである、青の軌跡シリーズ。
BLのSF。
本編は終わってしまったけれど、番外編が発売された。
これは、その2冊目。

番外編なんだけれど、本編のその後の本編みたい。
この本は、カイが主人公なんだけれど、短編じゃないし、何より、続き物になっている！
続きはいつ出るんだ～っ

早く読みたいぞ！

2つの話が入っていて、1つめは、本編後、カイが故郷の月に帰った話。
カイが別の名前で月人的な生活を母親としていた時のことも、書かれている。
カイはこの時の自分を嫌っていて、もう月には戻らないつもりだった。
でも、カイの義父である、あのドレイクは、カイに自由に生きて欲しいと願っている。
ドレイク、前にちょこっとだけ登場した時、怖い人なのかと思っていたら、ぜんぜん違っていた！
素朴な人で、奔放な性格の月人も、カイの母も、カイも、月を愛している、地球人だった。
この人がいたから、イシスはカイになったんだね。
カイの母は、本気の恋をして、幸せだったんだね。
でも。。。
なんと、凱が登場！
凱、まだカイのことを諦めていなかったんだ。
そして。。。

2つめの話は、1つめのその後。
凱とカイの、その後。
待ってましたの、三四郎も、登場！
三四郎、ひとりでコメディしているけれどね・笑
カイも三四郎も、不器用で、あーもー、じれったい！
ま、そこが魅力なんだけれど。
さあ、認めるんだ！

この話、終わらなくて、次の巻に続くみたい。
でもさ、どう考えても、壮大な話になりそうで、もっと続くような気がする。
この本は1年前に書かれたそうで、なら、この続きはわりと早く読める?
いや、たしか、番外編の1も書かれてから実際に発売されるまでけっこうかかっていた記憶が。
またかなり待つのか?
ま、久能さんの本はいつものことだからね。

表紙が、番外編の1冊目と対になっている。
いつもながら、沖さんのイラストは、かっこよくて素敵。

この話を読んでいる時、自然とキャストの声に変換された。
久しぶりに、ドラマCDを聴こうかな。
森川智之さん×中原茂さん。

★★★★

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