「摩天楼で愛を囁いて」：ＢＬ萌えな本：SSブログ

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「摩天楼で愛を囁いて」　[感想] [編集]

・摩天楼で愛を囁いて／遠野春日　BBN

ショップ: 楽天ブックス
価格: 893 円

シリーズ最終巻。

遠野さんのシリーズものの中にいくつか好きなのがあるけれど、これも、その1つ。
シリーズが、人気があれば次も出るだろう、ではなく、こうやってきちんと終わらせてくれたことがうれしい。
終わりは全て、ハッピーエンド

だから。

シリーズ1巻目の時の、ショッピングモールが、いよいよ完成する。
おー、なつかしや！
そのため、都筑は日本に来た。
もちろん、秘書のジーンも。
パーティー会場の花を生ける、西根も。
そして、もちろん、基も。

最終巻らしく、いろんな人が再登場する。
あの夏目、基の兄の功、そして、基が可愛がっている猫のちゃいろ、両親。
最終巻は、大団円で、いいね

読んでいて、安心できるよ。
絶対良いのに終わるとわかっているから。
基の両親も、二人の仲を認めてくれているし。

えっちシーンは、けっこう濃厚。
基の実家の自室でもしちゃう。
声、大丈夫だったんだろうか?・笑
兄、両親がいるのに。
けっこう大胆だね、基。

基、ホント可愛くて、いいとこのお坊ちゃまで、仕事に一生懸命で、何事も真剣に取り組んで、大胆なところもあって、好きなキャラだ。
都筑がベタ惚れなの、わかる。
イラストが円陣闇丸さんなのも、いい。
1巻目はドラマCD化されていて、基役は福山潤さん、都筑役は森川智之さんで、イメージぴったり。

もう1カップル、ジーンと西根のえっちシーンもあるが、途中でジャマ(都筑からの仕事の電話)が入る。
ま、その代わり、二人の短編も入っている。
みんな幸せで、なにより。

そして、なんと、功さんにも、恋人が！
初回特典ペーパーにも、恋人との電話のシーンがあり。
相手はどんな人なんだろう?
うーん、わからず、残念。
ご想像にお任せします、てヤツ?

読み終えて、シリーズの一番最初の巻からまた読み返したくなってきた。
ドラマCDも聴きたくなってきた。

夏コミ新刊は、ジーンと西根が花火を見る話。
こっちも読んだよ。

★★★★

シリーズはこちら↓