「管制塔の貴公子 華麗なるフライト2」 [感想]
・管制塔の貴公子 華麗なるフライト2/遠野春日 キャラ文庫
ロイヤル航空シリーズ、2冊目。
雑誌に掲載された話と、書き下ろしの表題作の、2篇収録。
シリーズといっても、主人公はすべて違うので、前作を知らなくてもある程度は楽しめる(同じ会社なので、ちょこっと登場したりする)。
1つめの話「テイク・オフ」は、凄腕パイロット(機長)×身体を壊して退職しフリーになったライター。
頼人、お坊ちゃま育ちらしい素直さがあり、相手の事を思いやる心も持っている、すごいいい子だ。
でも、北川原は誤解していて。
いとこの旦那の不倫相手たと思って、別れさせるために付き合い始めたが、頼人にどんどん惹かれていく。
けれど、……。
ラストの空港でのシーンが、ロマンチックなフランス映画を見ているよう。
雑誌に掲載された話なので、ページの制限があり、文庫本の半分の長さ。
もっとじっくりと読みたかったな。
2つめは、強引で遊びなれているパイロット(機長)×ツンな美人で声も美声な管制官。
尚道が、強引に口説くけれど時折気弱な顔を見せる、そして、仕事には真摯な顔を見せる松嶋に、どんどんと惹かれていく……。
ツンツンしているけれど、実は、な、尚道が、可愛い。
飛行機が飛び立つシーンがあるが、読んでいるこっちもだんだんと気持ちが高揚してワクワクしたよ。
そのあとの、エンジントラブルで空港に引き返すシーンは、ちゃんと降りれるか止まるかどうか、もうドキドキしたよ。
臨場感たっぷり。
尚道も言っていたけれど、お互いに切磋琢磨して成長していく関係って、いいよね。
こっちの話のほうがおもしろかったかな。
どちらも、良質な中編だった。
遠野さんらしい、攻が王子様で、上品な話だった。
前作の受の瑞原がちょこちょこと登場しているが、指に結婚指輪をしている。
ふふふ。
★★★☆
シリーズはこちら↓
ロイヤル航空シリーズ、2冊目。
雑誌に掲載された話と、書き下ろしの表題作の、2篇収録。
シリーズといっても、主人公はすべて違うので、前作を知らなくてもある程度は楽しめる(同じ会社なので、ちょこっと登場したりする)。
1つめの話「テイク・オフ」は、凄腕パイロット(機長)×身体を壊して退職しフリーになったライター。
頼人、お坊ちゃま育ちらしい素直さがあり、相手の事を思いやる心も持っている、すごいいい子だ。
でも、北川原は誤解していて。
いとこの旦那の不倫相手たと思って、別れさせるために付き合い始めたが、頼人にどんどん惹かれていく。
けれど、……。
ラストの空港でのシーンが、ロマンチックなフランス映画を見ているよう。
雑誌に掲載された話なので、ページの制限があり、文庫本の半分の長さ。
もっとじっくりと読みたかったな。
2つめは、強引で遊びなれているパイロット(機長)×ツンな美人で声も美声な管制官。
尚道が、強引に口説くけれど時折気弱な顔を見せる、そして、仕事には真摯な顔を見せる松嶋に、どんどんと惹かれていく……。
ツンツンしているけれど、実は、な、尚道が、可愛い。
飛行機が飛び立つシーンがあるが、読んでいるこっちもだんだんと気持ちが高揚してワクワクしたよ。
そのあとの、エンジントラブルで空港に引き返すシーンは、ちゃんと降りれるか止まるかどうか、もうドキドキしたよ。
臨場感たっぷり。
尚道も言っていたけれど、お互いに切磋琢磨して成長していく関係って、いいよね。
こっちの話のほうがおもしろかったかな。
どちらも、良質な中編だった。
遠野さんらしい、攻が王子様で、上品な話だった。
前作の受の瑞原がちょこちょこと登場しているが、指に結婚指輪をしている。
ふふふ。
★★★☆
シリーズはこちら↓
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