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「夢をみてるみたいに」 [感想]

・夢をみてるみたいに/崎谷はるひ ルチル文庫


夢をみてるみたいに (幻冬舎ルチル文庫)

夢をみてるみたいに (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 文庫



リーマンもの。
社長の息子(大学生)×アパレルメーカー勤務のリーマン。
年下攻。

専門学校卒、入社2年目の22歳の、未来美紀(みきよしのり)。
ゲイだと面接試験で言ったが、採用。
年上の女性ばかりの職場で、アシスタント(雑用)をしている。
でも、課の人にも、他の課の女性にも可愛がられている。
未来くん、いい子だなぁ。
雇ってくれてありがたいという気持ちを常に持っていて、えらそうじゃない。
課の先輩たちか゜またいい人で、先輩のおかげで、子供の頃に女の子のような容姿のせいでいじめられていたこと、よく触られていたこと、同級生と馴染めなかったこと、そういういろんなことが未来のせいじゃないと、言ってくれた。
未来は元気に働いている。

入社試験の時、泣いている未来にハンカチを貸してくれ慰めてくれた人に、恋をした。
コンタクトレンズを落としたため、まったく顔がわからなかった。
フレグランスでこの人だと思う人に憧れ、でも何も言えないという、純情なところも、好ましい。

そんな未来をやたらと構う、社長令息でアルバイトの、弓彦。
弓彦、社長の長男だからといっても威張ってていなくて、人当たりが良くて、いいヤツだ。
彼が攻ね。

というわけで、だいたいこの話の展開が想像できる。
で、想像どおりに進む。

初出がハイパーだけれど、未来が晩生だから、なかなかエロい話にはならなくて。
でも、えっちシーンは、いつもの崎谷さんの話のように、言葉攻なとこもあるし、未来も感じていることを言いまくるし、けっこうページを割いている。

崎谷さんの本にしては薄い本で、展開もわかりやすく読みやすかった。

弓彦のお姉さん(次期社長になるかも)、グッチ(あだ名)との婚約は、ガセでよかった。
あんな男、ふさわしくないよ!

★★★☆

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