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「洞天茶房菜単~中華奇譚品書き~美男の供す佳き仙茶」 [感想]

・洞天茶房菜単~中華奇譚品書き~美男の供す佳き仙茶/真堂樹 コバルト文庫


洞天茶房菜単 ~中華奇譚品書き~美男の供す佳き仙茶 (コバルト文庫)

洞天茶房菜単 ~中華奇譚品書き~美男の供す佳き仙茶 (コバルト文庫)

  • 作者: 真堂 樹
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/12/01
  • メディア: 文庫



真堂さんの、新シリーズ。

どれがシリーズ名で、どれが題名で、そして副題なのか、よくわかならい題名だ。
美男の供す佳き仙茶」が1つめの話、もう1つ「幽霊の熱いスープ」、そして、イラスト担当の雁えりかさんによる4コママンガ3つ。

女仙さまのために、彼女のお連れ様とあやかし退治をする話。

中華ものの茶房が舞台というので、真堂さんの「四龍島シリーズ」みたいなのかと思いきや、違っていた。
もっとポップなもの、中高生向けな話だった。
主人公は、科挙の受験生の15歳。
イラストがそもそも、少女マンガしているもんなぁ。
子春の目が、顔の半分以上あるものなぁ。

登場人物は、なかなか個性的
悪役の福麟だって、可愛く思える。
この福麟が恋する2つめ話が、なかなか切なかった。

登場人物はいいけれど、やっぱ、とっくに学生ではない私にはちょっとお子様な話だった。

★★☆

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