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「愛されすぎだというけれど」 [感想]

・愛されすぎだというけれど/中原一也 シャレード文庫


愛されすぎだというけれど (二見書房 シャレード文庫 な 2-12)

愛されすぎだというけれど (二見書房 シャレード文庫 な 2-12)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2010/06/23
  • メディア: 文庫



ドラマCD化もされた「愛してないと云ってくれ」の3冊目(続編の続編)。

元神の手を持つ外科医で今は日雇い労働者の斑目×日雇い労働者街で診療所を営んでいる医師の坂下。

中原さんといえば、オヤジ。
オヤジな日雇い労働者がかなり出ている、この話。
そういうオヤジたちが、診療所の待合室でストレッチ。
うわ~、暑苦しい。

久しぶりの、シリーズ3冊目。
皆さん元気そうで何より。
坂下が逞しくなっている。
一年半もいたら、これくらいになるか?
斑目のオヤジエロ発言やスケベなところにも、ちゃんと対応できるようになって。
顔が、1巻目はまだ可愛さはあったのに、3巻目はずうずうしさが出ているよ?
中原さんらしく、えっちシーンは濃厚。

みんなの絆がいいよね。
それに比べて、なんなのよ、あの刑事たちは。
ホームレスだからといってさげすんだ目で見、権力のある方に都合のいいようにする。
あの高校生を、逮捕しろ!
そんなんだから、犯罪が減らないのよ。
弱者をいじめるなんてさ。
理不尽だよ。
他にも、人間がちゃんと描かれていて、いいね、この話。
坂下先生、これからもがんばれ!

斑目兄弟の争い、どうなるんだろうと思っていたら、最後は殴り合い。
あんなに煽っておいて、がくっときたよ。
これで弟はおとなしくなるのか?
うーん……。

★★☆

シリーズはこちら↓

愛しているにもほどがある  (二見シャレード文庫 な 2-9)

愛しているにもほどがある (二見シャレード文庫 な 2-9)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2009/04/23
  • メディア: 文庫



愛してないと云ってくれ (シャレード文庫)

愛してないと云ってくれ (シャレード文庫)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: 文庫



ドラマCD 愛してないと云ってくれ

ドラマCD 愛してないと云ってくれ

  • アーティスト: 水島大宙、井上和彦、他
  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2007/09/21
  • メディア: CD



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