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「ラブ・ファントム~キミを攫う怪人~」 [感想]

・ラブ・ファントム~キミを攫う怪人~/いおかいつき ラヴァーズ文庫

ラブ・ファントム~キミを攫う怪人~ (ラヴァーズ文庫 54)

ラブ・ファントム~キミを攫う怪人~ (ラヴァーズ文庫 54)

  • 作者: いおか いつき
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2008/03/25
  • メディア: 文庫


私、怪盗ものが好き
BLを読む前から好きだった。

今回の本は、怪盗×警備員。
萌え~なカップリング[ハートたち(複数ハート)]
でもでも、私が好きなのは怪盗と警備員のライバル関係+愛であって、話が始まってすぐに怪盗が警備員を攫い、「仲間にならないか」と強引に誘うんではなーい!
BLだから、一目惚れして、品物ではなく警備員を盗んで、で、身体から攻落しようとするのもなんかなぁ。
やっぱ、合意がいいわ。
怪盗とは知らずに好きになり…とか、怪盗と知って好きになり葛藤して、怪盗は実はいい人で他にあくどい事をしている人がいるのを知ってから結ばれる…というのがいいな。

今回のは、怪盗が盗品を本当の持ち主に返すためにしていることだから悪行ではなく、それはま、当然なんだけれど、怪盗がすんごいお金持ちで名門家の当主というのはどういうことよ?
なんか設定がなぁ。
オレ様すぎる性格も、何かねぇ。

受を仲間にするために、受の両親を騙してお金を取り、今は大会社の社長になっている男の財産を奪い、社長の椅子から降ろし、会社のお金を横領していた罪で逮捕させる。
でもね、そんなことをしても自殺した両親は戻ってはこないんだよね。
攻の考え方に共感できない。

つまり、主役(攻受の二人)に自分が共感できない話は、おもしろいと思わない。
受は好きなんだけれどな。

★★
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