シチュエーションCD「家政婦さんの危険なお仕事～依頼主は気侭な小説家～」

・家政婦さんの危険なお仕事～依頼主は気侭な小説家～／DMM.　(ステラワース特典付)

家政婦さんの危険なお仕事~依頼主は気侭な小説家

• アーティスト: 冬ノ熊肉
• 出版社/メーカー: StoryGarden by DMM.com
• 発売日: 2020/11/27
• メディア: CD

1年も前に発売されたシチュCDをいまさら聴いたので、感想を。

家政婦として新たに派遣された現場は、散らかったリビングに水と酒ばかりはいった冷蔵庫。
ボサボサ頭でスウェット姿の男、九十九里蒼。
彼はなんと、愛読している悲恋作家、津雲青だった……。
演じているのは、冬の熊肉さん。

依頼者は彼の兄なので、九十九里は家政婦を望んでいるわけではなかった。
だからか、良好な関係ではない。
ある日、しているところを見られたということで、イクのを協力させられる。

うーん、こういう男、好きじゃないわ。
好感を抱けない男のを聴くのは、面白くないわ。
このCD、買ったの、失敗だった。
たしか、キャスト買いしたCDだった。
でも……

新作は今までにないものをという編集者。
彼女は、家政婦と雇い主(小説家)はどうかと提案。
なら、九十九里は、協力しろと言い……。

耳元で九十九里の官能的な小説を囁かれならの行為は、ダミーヘッドマイクで更に臨場感が増し、されている気分が掻き立てられる。
演じる冬の熊肉さんの甘い声に、ドキドキしちゃう
きゃ～っ


えっちなだけの話では、なかった。
好きな作家にされて喜ぶだけの話じゃ、なかった。
彼女が、しっかりとした女性だった。
デビューした時はハッピーエンドの恋愛ものを書いていた九十九里が、なぜ、悲恋ばかり書いているか、その理由は、失恋が原因だと告白させた。
彼が片想いをし、その彼女のために書いていたという。
それでハッピーエンドは書けなくなったと。
九十九里を奮い立たせ、愛によってハッピーエンドを書けるようにした彼女。
うーん、すごいわ、この家政婦さんは。

それからの九十九里は、彼女に対して、めちゃ甘えんぼさんになるんだよねぇ。
なるほど、彼女の愛で、九十九里は変わったわけだ。
というか、もともとこういう性格だったのか?・笑
めでたしめでたし。

ステラワース特典は、その後のミニドラマCD。
「幸せな日常をふたりで」。
新作小説が好評で、番外編が雑誌に掲載された。
それを読んだ彼女。
その話は、彼女が九十九里の家に引っ越してきた日の情事の様子だった。
抗議すると、彼に昼間から仕事場のソファに押し倒され……。
彼女の前では甘えん坊な面を見せるようになった九十九里だけれど、えっちでは、変わらずエロめ。
彼女もそれに応えて、濃厚な情事となった。

九十九里の新作小説、番外編も含め、読んでみたいわ。

★★★☆

コメント 2

なるほど、テレビドラマの恋愛小説家に少し似た感じでしょうか?
家政婦さんが小説家を立ち直らせるお話なんですね　^^v
それにしても冬の熊肉さんとはすごーい名前 !! 笑
オーケストラアンサンブル金沢のクリスマスコンサートはいかがでしたでしょう? チェロはどんな曲だったのかなと、興味津々です。
by moz (2021-12-16 10:22) 

mozさま>
nice!とコメントをいただき、ありがとうございます。

アマゾンでの評価は普通だったんですが、人それぞれなんでしょう。
サンサースの白鳥は、チェロの5重奏でした。
溝口さん作曲のを何曲かされました。
by ピンキィモモ (2021-12-17 21:22)