「さよならは言わせない」 [感想]
・さよならは言わせない/真崎ひかる ルチル文庫
再会愛もの。
おぼっちゃまな研修医×素行のあまりよろしくない高校三年生→繁華街の外れにある医院の医者×一人で子育てしているフリーター。
昭和な匂いがする話。
もふもふでもなく、異世界トリップでもなく、好きだけれど別れた人との再会愛。
よろめきドラマな話。
どうしても別れなきゃならない事情があり、別れた二人。
どちらかがもっとオトナならば、なんらかの解決策があったのかもしれない。
けれど、世間知らずの親の敷いたレールで生きているおぼっちゃまな研修医と、頼る相手もいない未成年の学生には、別れる方法しかなかった。
再会するまでの5年間で、二人は、研修医は大人になった。
親から離れ、庇護を受けずに一人で生きているうちに。
高校生は、姉と甥を守るうちに。
だから、最初の別れは意味があるものだった。
離れている間も、お互いの事を思っていた。
彼以上の人を好きにはならなかった。
再会愛もの、おいしいわ
えっちシーンがさらりと書いてあるところが、残念。
もうちょっと濃厚なのがよかったな。
その後の短編の鼎が、夏芽好き好きオーラを出しまくっていて、いい。
そうだよ、夏芽。
鼎にバンバン愛されていろ。
★★☆
【電子限定おまけ付き】 さよならは言わせない 【イラスト付き】 (幻冬舎ルチル文庫)
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2020/10/16
- メディア: Kindle版
再会愛もの。
おぼっちゃまな研修医×素行のあまりよろしくない高校三年生→繁華街の外れにある医院の医者×一人で子育てしているフリーター。
昭和な匂いがする話。
もふもふでもなく、異世界トリップでもなく、好きだけれど別れた人との再会愛。
よろめきドラマな話。
どうしても別れなきゃならない事情があり、別れた二人。
どちらかがもっとオトナならば、なんらかの解決策があったのかもしれない。
けれど、世間知らずの親の敷いたレールで生きているおぼっちゃまな研修医と、頼る相手もいない未成年の学生には、別れる方法しかなかった。
再会するまでの5年間で、二人は、研修医は大人になった。
親から離れ、庇護を受けずに一人で生きているうちに。
高校生は、姉と甥を守るうちに。
だから、最初の別れは意味があるものだった。
離れている間も、お互いの事を思っていた。
彼以上の人を好きにはならなかった。
再会愛もの、おいしいわ
えっちシーンがさらりと書いてあるところが、残念。
もうちょっと濃厚なのがよかったな。
その後の短編の鼎が、夏芽好き好きオーラを出しまくっていて、いい。
そうだよ、夏芽。
鼎にバンバン愛されていろ。
★★☆
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