「ミルクとダイヤモンド ~公子殿下は黒豹アルファ~」 [感想]
・ミルクとダイヤモンド ~公子殿下は黒豹アルファ~/弓月あや シャレード文庫
オメガバースでもふもふもの。
架空の公国が、舞台。
オメガの維央は、父を早くに亡くし、異国で頼る人もなく頑張る母親も心労がたたって入院。
学校にも行かず、母の入院費と生活費を稼ぐために、アルバイトを掛け持ちしている。
維央は誰とも番にはならず、子供も生まないと決意し、オメガである自分を卑下している。
と、まあ、受の維央くんは、人に頼らず、頑張って生きている。
けれど、コップに注がれたミルクは、こぼれそう。
ある日、傷ついた小豹を見つける。
保護し、自分はお腹が空いているのに、ミルクを小豹に与える。
もう、こういうところが、健気だよ。
自分のことよりの困っているものを見捨てない。
そんなところも、アルヴィは維央に惹かれたんだろうな。
攻のアルヴィは公子殿下。
次の公子(国王)になるのが決まっている。
亡くなった奥様が遺してくれた幼い息子が一人いる。
ぜんぜん偉ぶったところがない。
イラストが蓮川愛さんだから、もう、アルヴィが素敵なの。
金色の瞳に黒髪の美形。
格好良すぎ。
弓月さんは、昔から、可愛い話を書く方。
しばらく忘れていたけれど、この本を読んで思い出したよ。
ひとり頑張る維央くんが健気で、ちょっと涙ぐみそうになった。
一人で頑張らくてもいいよ。
手を差し伸べてくれたアルヴィに頼って。
オメガバースだから、えっちシーンが色っぽい。
維央が別人だよ。
淫らなことを言う維央に、アルヴィは応えまくる。
はぁ、眼福。
ラストは、もうちょっといろんなことを書いて欲しかったな。
国民に維央のことを告げるのか、結婚式はどうするのか、などなど。
出産まで書いて欲しかった。
★★★★
ミルクとダイヤモンド ~公子殿下は黒豹アルファ~ (シャレード文庫)
- 作者: あや, 弓月
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2020/08/24
- メディア: 文庫
オメガバースでもふもふもの。
架空の公国が、舞台。
オメガの維央は、父を早くに亡くし、異国で頼る人もなく頑張る母親も心労がたたって入院。
学校にも行かず、母の入院費と生活費を稼ぐために、アルバイトを掛け持ちしている。
維央は誰とも番にはならず、子供も生まないと決意し、オメガである自分を卑下している。
と、まあ、受の維央くんは、人に頼らず、頑張って生きている。
けれど、コップに注がれたミルクは、こぼれそう。
ある日、傷ついた小豹を見つける。
保護し、自分はお腹が空いているのに、ミルクを小豹に与える。
もう、こういうところが、健気だよ。
自分のことよりの困っているものを見捨てない。
そんなところも、アルヴィは維央に惹かれたんだろうな。
攻のアルヴィは公子殿下。
次の公子(国王)になるのが決まっている。
亡くなった奥様が遺してくれた幼い息子が一人いる。
ぜんぜん偉ぶったところがない。
イラストが蓮川愛さんだから、もう、アルヴィが素敵なの。
金色の瞳に黒髪の美形。
格好良すぎ。
弓月さんは、昔から、可愛い話を書く方。
しばらく忘れていたけれど、この本を読んで思い出したよ。
ひとり頑張る維央くんが健気で、ちょっと涙ぐみそうになった。
一人で頑張らくてもいいよ。
手を差し伸べてくれたアルヴィに頼って。
オメガバースだから、えっちシーンが色っぽい。
維央が別人だよ。
淫らなことを言う維央に、アルヴィは応えまくる。
はぁ、眼福。
ラストは、もうちょっといろんなことを書いて欲しかったな。
国民に維央のことを告げるのか、結婚式はどうするのか、などなど。
出産まで書いて欲しかった。
★★★★
2020-09-07 00:05
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