「黒騎士の愛しき銀珠」

・黒騎士の愛しき銀珠／鳥舟あや　ダリア文庫

独特な世界観を持つ、ファンタジーもの。
死なない銀種と、彼の傷をいやすことができる絶対者の人間との話。

ふぅ、読み終えた……。
厚くて字が小さいから、読んでも読んでも終わらない。
どういうハッピーエンドになるのか、見当もつかない。

めちゃめちゃ人間が嫌いで気が強い銀種のネスが、就任1日目のフィキと契約する。
このフィキが、いい男なんだよねぇ。
ネスは胡散臭いと思っているけど。
ネスに死んでほしくなくて、すごく思いやりもあって、それはネスにも伝わって、ネスもフィキのことを好きになる。
銀種ゆえの辛い過去を持つネス。
それもいつしか、フィキの愛情で癒されるだろう。
そんな予感で終わった、ハッピーエンド。

★★★★