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「アラビアン・ロマンス~摩天楼の花嫁~」 [感想]

・アラビアン・ロマンス~摩天楼の花嫁~/ゆりの菜櫻 X文庫WH





ゆりのさんのアラビアンシリーズ、3冊目。

今回の攻は、現国王の弟で、1冊目と2冊目の王子の叔父でアメリカに住んでいる、ファルラーン。
受は、1冊目の主役カップルの学友のウォーレンの友人で、アメリカで俳優を目指している日本人の、直哉。

直哉が振られた現場にいて、彼を身体で慰める、ファルラーン。
ファルラーンは強引ではなく、優しい。
直哉は彼の愛人になる。
愛人と言っても、お金をもらうわけではないし、ファルラーンの力でいい役をもらうわけでもない。
抱き合うだけ。
といっても、暖かい関係だ。

直哉はファルラーンのことをいつの間にか愛していたし、ファルラーンは直哉に一目惚れだし。
直哉はファルラーンが王族だとは知らない。
が、それを知った時、彼の母親から別れるように言われてから自分は彼に相応しくないと、ファルラーンのもとを去る。

直哉とファルラーンが再会するシーンは、ロマンチック。
まぁね、ファルラーンはこっそりと直哉にボディガードを付けていたから、彼がどこで何をしているのかちゃんと把握していたし。

私、ファルラーンと直哉の普通のやり取りが、好き。
ポンポンと言いあって。
こういう関係って、いいよね。

初回特典SSは、1つめと2つめのカップルの話。
4人でお忍びで和菓子店に行く。
ハルキがスパダリだった。

★★★☆

シリーズはこちら↓

アラビアン・プロポーズ ~獅子王の花嫁~ (講談社X文庫)

アラビアン・プロポーズ ~獅子王の花嫁~ (講談社X文庫)

  • 作者: ゆりの 菜櫻
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/12/02
  • メディア: 文庫



アラビアン・ウエディング ~灼鷹王の花嫁~ (講談社X文庫)

アラビアン・ウエディング ~灼鷹王の花嫁~ (講談社X文庫)

  • 作者: ゆりの 菜櫻
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: 文庫



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