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「双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる」 [感想]

・双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる/丸木文華 ジュエル文庫


双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる (ジュエル文庫)

双囚 ふたりの姫は愛獄に堕とされる (ジュエル文庫)

  • 作者: 丸木 文華
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/06/01
  • メディア: 文庫



丸木さんのTL。
2組の話なので、本が分厚い。
それでも、一気に読める。

冷酷無比な軍人と、暗殺者。
軍学校のエリートのお坊ちゃまと、娼婦。
戦争で勝った国と負けた国。
勝った国の負けた国の人間への扱いは非情。
生きて生き別れになった妹を探すために組織の暗殺者になった、美園。
彼女の妹を探す執念は、ゲオルグを巻き込み、やがて愛になる。
娼婦の桜に一目惚れしたアダムは、桜のために家を捨てる。

人物がちゃんと描かれていて、戦争のこともちゃんと書かれていて、読み応えがある。
桜が美園が探している妹だとすぐに推測できるが、そのことがなかなか近づかなくて、ジリジリした。

エロ度は、思ったより低いかな。
ゲオルグが脚フェチになったラストは、ちょっと笑えた。

★★★

nice!(34)  コメント(2) 

nice! 34

コメント 2

moz

読書の秋ですね。厚い本でも一気にって流石です ^^v
これから新幹線です。
本ももちろん持っていきます。まだ読んでいなかった京都三条のホームズ6.5 !!
色々教えていただきありがとうございました。
by moz (2018-10-15 08:34) 

ピンキィモモ

mozさま>
nice!とコメントをいただき、ありがとうございます。

参考になればいいのですが。
お仕事、頑張ってください。
by ピンキィモモ (2018-10-15 10:28) 

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