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「金と黒の密やかな宿命」 [感想]

・金と黒の密やかな宿命/ふゆの仁子 B-PRINCE文庫


金と黒の密やかな宿命 (B-PRINCE文庫)

金と黒の密やかな宿命 (B-PRINCE文庫)

  • 作者: ふゆの 仁子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/07
  • メディア: 文庫



明治時代の話。

イギリスに留学する英嗣は、家庭教師から指輪を渡して欲しいと託される。
その指輪を狙って、部屋を荒らされたり事故にあったりする。
船で金髪のクラウスと出会い、最初は最悪だったがだんだんと惹かれあうようになり……。

英嗣もクラウスも実父と暮らしていなくて、出自が複雑。
それも、クラウスのばあいは国家が絡んで来て、さらに複雑。
なんかさ、設定が生かしきれていないとというか、ページ数を増やしてもっとじっくりとサスペンスなところを増やして欲しかったな。
黒幕が、活躍していないせいもあって。

恋の部分も、ちょっと唐突。
どこに惹かれたのか、よくわからなかったよ。
クラウスは情熱的だとは思ったが。

★★☆

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