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「鼎愛ーTEIAIー」 [感想]

・鼎愛ーTEIAIー/遠野春日 キャラ文庫


鼎愛 -TEIAI- (キャラ文庫)

鼎愛 -TEIAI- (キャラ文庫)

  • 作者: 遠野春日
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2015/12/18
  • メディア: 文庫



3Pもの。

遠野さんが3Pを書くなんて…[exclamation]
でもさ、さすが、遠野さん。
攻の一人が王子様系なの。
財閥の御曹司。
奥ゆかしい彼女に一目惚れし、手紙を書いてお付き合いをはじめ、両親に紹介しても、まだキス[キスマーク]だけ。
強引じゃない。
史亘を結婚詐欺師で男だと知っても、彼を愛していると、史亘からはお金を求められていないからと、諦めるどころか、史亘も彼が好きなので、付き合いを辞めない。
史亘くん、詐欺師なんだけれど、そんなに悪い子じゃないんだよね。
いい人だから騙しているのが辛くなってきたから、一度は姿を消したし。

で、もう一人、佑希哉の幼馴染みではとこで親友の、雅孝。
探偵事務所を経営していて、史亘のことをいろいろ調べて、二人を別れさせようとしたんだけれど、結局はさ、自分も史亘のことが好きになっていったわけで。
抱いちゃった。

佑希哉は単なる王子様系じゃなかった。
どっちも愛しているならと、彼が3Pを提案。
お坊ちゃまは、けっこう大胆なヤツだった。

えっちシーンは、遠野さんらしく、綺麗なの。
グロさがない。

3Pだけれど、遠野さんらしい話だった。

★★★

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