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「猫耳探偵と助手」 [感想]

・猫耳探偵と助手/愁堂れな キャラ文庫


猫耳探偵と助手 (キャラ文庫)

猫耳探偵と助手 (キャラ文庫)

  • 作者: 愁堂 れな
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/03/27
  • メディア: 文庫



猫耳カチューシャを付けて推理する探偵×会社を首になった探偵助手。
ケモミミな話では、ない。

愁堂さんはいろんな出版社で書いているけれど、なぜか、このキャラ文庫から出る話は、いまひとつなのが多い。
多いというか、ほとんどの話でそう思う(ドラマCD化された「法医学者シリーズ」のみ、おもしろいと思った)。
今回の話は、最初はおもしろかったんだよね。
でも、真ん中くらいあたりから……[バッド(下向き矢印)]

最初は、攻の探偵はけっこうミステリアスで個性的な人だったんだよね。
一方、受はまったく、自分と言うものがない人で、影が薄いくて、魅力を感じなかった。
そんな受のことを、好きだ、一目惚れだったかもとか言って、なんだかなぁ。
事件も、殺人事件のわりには扱いが軽いような。
切なさもないし。
うーん……[バッド(下向き矢印)]

この話、シリーズ化されるかもしれないというが、続きが出ても、買わないだろうな。

★★

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