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「nez[ネ]」 [感想]

・nez[ネ]/榎田尤利 SHYノベルス


nez [ネ] (SHYノベルス291)

nez [ネ] (SHYノベルス291)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2012/10/30
  • メディア: 新書



まず始めに、はっきりと言おう。
この話、おもしろい!

nez[ネ]とは、フランス語でという意味。
嗅覚が犬のようにいい怠惰で下品で不潔な燕千里ちゃんと、元公安勤務の神経質で潔癖な鷹目兆が、主人公。
相性は、最悪。
その二人がコンビを組んで仕事をすることに。
相性診断サービス会社CASが、二人の職場。
結婚相談所のような会社では、ない。
もっと、特殊。

その会社の人(千里ちゃんのいとこ兄妹)、千里が住んでいるビルの下の店(キャバクラ)のお姉さん方、二人のまわりの人たちも、みんな個性的で人間的。
榎田さんの「交渉人シリーズ」みたいな、感じ。

そう。
交渉人シリーズ」が好きなら、この話もぜったいに好きになるはず。

新シリーズということで、これからの展開が、楽しみ[るんるん]

相性は最悪だけれど、実は、最高の二人の、これからの活躍が、楽しみ[黒ハート]

シリーズ1巻目だけれど、ちゃんとえっちシーンもあり[黒ハート]

★★★★☆ (イラストがちょっと好みじゃないので、その分を引いて)

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