「映画監督の恋」 [感想]
・映画監督の恋/藤崎都 ルビー文庫
12月に発売されて買ったけれど、母が交通事故に遭いバタバタしているうちに、見当たらなくなった。
年末の片付けで発見して、やっと読んだ。
シリーズ、3作目。
主人公はすべて違うから、前の二冊は読んでなくても大丈夫。
ただ、前作の「恋愛小説家の恋」の攻の蒼井まことの小説が、映画化される話となっている。
蒼井はまったく登場しないけれど。
若手映画監督×劇団所属の若手俳優。
俳優が主人公の業界ものは、何作か読んだ。
一番印象深いのが、芹生はるかさんの「スティール・マイ・ハート」シリーズ(リンク作「プライム・タイム」がドラマCD化)。
最近読んだ中で特に印象深いのが、水壬楓子さんの「ラブシーン」や「ファイナルカット」などの俳優さんシリーズ。
どうしても、それらと比べてしまう。
何冊も出ているものと1冊で終わっているものを比べるのは愚弄だけれど。
この話は、明るめ。
楽しく読める話。
えっちシーンも1回だけではない。
冒頭の、出合ったその日にある。
どういう職業なのかわからない時点で。
失恋して、慰めてくれた人に抱かれ、何もかも初めてで、その人は翌日オーディションを受けに行った映画監督だった。
しかも、主役に抜擢された。
好きだと早くからいう上杉は思ったよりも軽くはなく、好感が持てる。
嫉妬して抱いてしまうのは、理解できる。
仕事が忙しくて、直哉にフォローしないもの、ま、わかる。
でも、何もかも始めての直哉は、ぐるぐる状態。
1冊で出会いからオーディションに映画公開にハッピーエンドまで描いているから、どうしても何かを削らなくちゃならない。
それでどうしても、話が薄くなってしまう。
楽しくすらすらと読める点ではいいが、じっくりと読むには物足りないや。
★★☆
シリーズはこちら↓
紹介したのはこちら↓
12月に発売されて買ったけれど、母が交通事故に遭いバタバタしているうちに、見当たらなくなった。
年末の片付けで発見して、やっと読んだ。
シリーズ、3作目。
主人公はすべて違うから、前の二冊は読んでなくても大丈夫。
ただ、前作の「恋愛小説家の恋」の攻の蒼井まことの小説が、映画化される話となっている。
蒼井はまったく登場しないけれど。
若手映画監督×劇団所属の若手俳優。
俳優が主人公の業界ものは、何作か読んだ。
一番印象深いのが、芹生はるかさんの「スティール・マイ・ハート」シリーズ(リンク作「プライム・タイム」がドラマCD化)。
最近読んだ中で特に印象深いのが、水壬楓子さんの「ラブシーン」や「ファイナルカット」などの俳優さんシリーズ。
どうしても、それらと比べてしまう。
何冊も出ているものと1冊で終わっているものを比べるのは愚弄だけれど。
この話は、明るめ。
楽しく読める話。
えっちシーンも1回だけではない。
冒頭の、出合ったその日にある。
どういう職業なのかわからない時点で。
失恋して、慰めてくれた人に抱かれ、何もかも初めてで、その人は翌日オーディションを受けに行った映画監督だった。
しかも、主役に抜擢された。
好きだと早くからいう上杉は思ったよりも軽くはなく、好感が持てる。
嫉妬して抱いてしまうのは、理解できる。
仕事が忙しくて、直哉にフォローしないもの、ま、わかる。
でも、何もかも始めての直哉は、ぐるぐる状態。
1冊で出会いからオーディションに映画公開にハッピーエンドまで描いているから、どうしても何かを削らなくちゃならない。
それでどうしても、話が薄くなってしまう。
楽しくすらすらと読める点ではいいが、じっくりと読むには物足りないや。
★★☆
シリーズはこちら↓
紹介したのはこちら↓
コメント 0