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「執務室は違法な香り」 [感想]

・執務室は違法な香り/篁釉以子 ディアプラス文庫


執務室は違法な香り (新書館ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫 252)

執務室は違法な香り (新書館ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫 252)

  • 作者: 篁 釉以子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2010/09/10
  • メディア: 文庫



雑誌に掲載された表題作+書き下ろしの続編。
パラリーガルは競り落とされる」の、リンク作で、せいやも登場する。

敏腕弁護士×黒ラブ仔犬系のロースクール生。

祖父の無実の罪を救ってくれた憧れの弁護士の下で、サマークラーク(夏期休暇中短期研修生)をすることになった、ルイ。
冷徹なギルバートは、純粋熱血ワンコに困惑する。
そんなある日、顧客の息子のレイプ犯を示談にされたのにルイは怒り、で、ギルバートもルイを……。
しかも、写真まで撮って。
ギルバート、最低っ![むかっ(怒り)]
こっそり写真を探すルイを見つけ、また……。
もう、ギルバート、も最低っ[exclamation×2][むかっ(怒り)][パンチ]
でもさ、ルイもギルバートの愛撫に感じまくっちゃうし、で、それから何度も……。
はぁ。
好きな子をいじめて泣き顔を、って、小学生か、ギルバート!

書き下ろしの続編は、ルイが弁護士の資格を取って働く話。

ロースクールを無事に卒業した、ルイ。
司法試験の勉強をしなきゃならないのに、ギルバートってば、ルイをイジメることばかり。
勉強をみてあげるとか、アドバイスしてあげるとかしたらどうなのさっ
エロいことばっかりして。
ま、ルイが司法試験に合格したから、いいけどさ。

ルイの、やっと決まった無料法律相談所の仕事。
あまりにも忙しくて、二人はデートする暇もない。
おまけに所長はあのせいやの後見人で、ルイは意地でも頑張る。
はぁ、ギルバート、わかってあげなよ、ルイのことを。
なのに、自分の趣味で、またお仕置きしちゃうし。
オレ様は心に、思いやりの心はないのか?
無能だと思われたくないから、何も云わないルイも、悪いけどさ。

だめだ、私、ギルバートのこと、どこか好きになれないや。
主人公に共感できないと、話もおもしろいと思えない。
いくらえっちシーンがそそられるものでも。
攻が受をイジメちゃう話が好きな人は、いいかも。

たしか、「パラリーガルは競り落とされる」も、攻がそんなに好きじゃなかったような記憶が。
釉以子さんの本は、デビュー作からほとんど読んでいるんだけどな。

★★☆

シリーズはこちら↓

パラリーガルは競り落とされる (新書館ディアプラス文庫)

パラリーガルは競り落とされる (新書館ディアプラス文庫)

  • 作者: 篁 釉以子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 文庫



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