ドラマCD「白の彼方へ」(特典FUNBOOK付)

・白の彼方へ／真崎ひかる　サイバーフェイズ

　　　　　　　キャスト : 緑川光、中村悠一、井上和彦、他

原作はこちら↓

白の彼方へ (二見シャレード文庫)

• 作者: 真崎 ひかる
• 出版社/メーカー: 二見書房
• 発売日: 2007/04
• メディア: 文庫

サイバーさんが倒産?!というので、聴きたいのがあったら在庫があるうちにと、BLCDもおいてある大型書店で購入し、聴いた。
うれしいことに、FUNBOOKも付いていた。

北アルプスが舞台で、山岳警備隊員の塩見岳×山荘の管理人の伊澤朝日。
岳役は中村悠一くん、朝日役は緑川光さん。
北アルプスは私が住んでいる隣の富山県なので(高校のバス遠足で行った室堂)、山登りがまったく好きではない私でも、この話はわりと現実感がある。

原作は、表題作＋リンク作＋SS。
ドラマCDは、表題作のみ。
文庫1/2分なので、容量制限に負われることなく、カットされている部分がほとんどない。
けれど、朝日が岳を好きになるのが、なんだか唐突な気がした。
原作がそうなんだから、当たり前なんだけどね。
CDは、原作は忠実。

岳役の、中村くん。
若い！
声が若い。
年下攻。
だって、受が緑川さんで、重要な脇役で警備隊の先輩役が、井上和彦さんだもんなぁ。
お二人とも、年のわりには声は若いが、さすがに中村くんは、若いわ。
しかも、いい声だし。

緑川さん、井上さんは、さすがの演技。
そつなくこなしていた。

緑川さんの喘ぎ声が、かわいい。

井上さん×緑川さんのシーンもちゃんとあって、しかも、主人公である岳役の中村くんとは1回なのに、2回もあるし。
そのせいもあり、朝日がくっついたのが、なんだか唐突に思えたのね。

中村くんは、岳と、その兄の二役演じている。
兄の時はやさしい人柄が出ていて、弟の時はちょっと照れ屋でぶっきらぼうだけれど年下の可愛さが出ていた。

BLはファンタジーなんだけれど、この話は現実味があった。
SEも格好よく入っている。

できれば、井上さん演じる浅田が攻のリンク作「青の果てまで」も、CD化して欲しかった。
受は、野島兄弟のどちらかあたりで。
今はもう、できないが。

バックステージトークは、緑川さんと中村くん、緑川さんと井上さん。
緑川さんと井上さんは、さすがBLのベテランらしいトークだった。
緑川さんと中村くんは、演技について。

特典FUNBOOKには、トークでは入っていない話も。
ノンカット版フリートークCDでは、入っていたのかな?
聴いてないし、もう応募も出来ないから、わからない。

★★☆

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