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「僕を全部あげよう」 [感想]

・僕を全部あげよう/南原兼 花丸文庫

僕を全部あげよう

僕を全部あげよう

  • 作者: 南原 兼
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2005/11/18
  • メディア: 文庫
ロミ×ロミシリーズ最新刊!
シリーズ6作目にして最終巻。
ううううぅぅぅぅ
このシリーズ、好きだったんだけれどな。
とうとう終わりか…寂しくなるなぁ。
南原さんの本は結構おちゃらけているので、軽く読み流す感じでいつもは読んでいるけれど、これはもう、泣けちゃったよ。
二人が耐えているのに。
力はわかるけれど、巧介が苦しさのあまり泣くなんて、けっこうおちゃらけな巧介だったのに、見直したというかいろいろと悩んだりする人間だったんだなと。
最終日の放課後、プールで溺れた力を助けるために人工呼吸をして、触れたらやはり我慢が出来なくなっちゃった巧介の行動も、若いから…なんて言葉では片付けられない、情熱というか感情がある人間なんだなと。
結局、引き離されちゃったけれど、二人の気持ちも人間的にも強くなったこの1ヶ月は無駄じゃなかった。
そして、ラスト。
帯には「耐えて、耐えて、ついに…!!」の文字。
そして、明神さんの描いた表紙の二人はもう満面の笑顔。
二人が揃って学園に通える事になってよかった!!
逆境にもめげず、恋を貫き、幸せになってよかった!!
このシリーズが読めてよかった!!!
★★★★☆

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