「終わらない男~警視庁特殊能力係~」 [感想]
・終わらない男~警視庁特殊能力係~/愁堂れな オレンジ文庫
警視庁特殊能力係シリーズ、最終巻。
愁堂さんお得意の2時間サスペンス風な話、このままいくとBLか?!という思わせぶりなバディもの、イラストが円陣闇丸さん、愁堂さんの他のシリーズの警察関係の面々も登場する、など、愁堂さんファンにとっては嬉しい設定だったこのシリーズも、これで終わりか……。
残念すぎる。
もっと成長した(これからするはずの)瞬くんを、読みたかったな。
前巻の続きで、沖縄に飛ぶ、二人。
観光めいたものは一切なく、捜査のみ。
ま、そういうところが瞬くんが尊敬する徳永さんなんだよね。
40年前の殺人事件の犯人はやはり彼で、でも、真相はそんな一言で片付くようなものではなく、そういうところも愁堂さんらしい話だ。
そういうところが、軽い話ではなく人間が描かれているなと、思う。
そういう愁堂さんが好きなんだよね、私。
残念ながら、最近の愁堂さんのBLは軽めの話が多くて、つまらない。
そういうものが求められているのかもしれないけれど、デビュー当時から書いていた傾向の話をもっと読みたい。
★★★★
シリーズはこちら↓
警視庁特殊能力係シリーズ、最終巻。
愁堂さんお得意の2時間サスペンス風な話、このままいくとBLか?!という思わせぶりなバディもの、イラストが円陣闇丸さん、愁堂さんの他のシリーズの警察関係の面々も登場する、など、愁堂さんファンにとっては嬉しい設定だったこのシリーズも、これで終わりか……。
残念すぎる。
もっと成長した(これからするはずの)瞬くんを、読みたかったな。
前巻の続きで、沖縄に飛ぶ、二人。
観光めいたものは一切なく、捜査のみ。
ま、そういうところが瞬くんが尊敬する徳永さんなんだよね。
40年前の殺人事件の犯人はやはり彼で、でも、真相はそんな一言で片付くようなものではなく、そういうところも愁堂さんらしい話だ。
そういうところが、軽い話ではなく人間が描かれているなと、思う。
そういう愁堂さんが好きなんだよね、私。
残念ながら、最近の愁堂さんのBLは軽めの話が多くて、つまらない。
そういうものが求められているのかもしれないけれど、デビュー当時から書いていた傾向の話をもっと読みたい。
★★★★
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