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「恋するハムレット」 [感想]

・恋するハムレット/愁堂れな ルチル文庫


恋するハムレット (幻冬舎ルチル文庫)

恋するハムレット (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 愁堂 れな
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: 文庫



やっと読み終えたよ、この本。

演出家助手をしている理央が、ハムレットの脚本を書くことになり悩む。
そこへ、ハムレットと名乗る青年が現れる。
どうやら彼は本物のハムレットで、この世界にやってきたようで。
それから、理央の幼なじみで辣腕プロデューサーの宝生と3人の生活が始まる。

ちょっとSFファンタジーな話だけれど、そんな感じはしない。
普通に読めた。

だいたい予想がつく話で、予想どおり。
ただ、振られたハムレットがあっさりと自分の世界へ帰ってしまう。
結局、理央は宝生と結ばれる。
もっと揉めると思ったんだけどな。
うーん……。

えっちシーンは、1回。
まあ、愁堂さんらしいシーン。

理央が宝生のことを好きだと認めるのが、本当に好きというよりも、嫌いではないから好きという感情なんだろうという感じで、二人がくっつくのは安易な気がした。

愁堂さんの2時間サスペンス風な話が、読みたいな。
最近、そういうの、ない。
罪シリーズの新作は書かないの?
unisonシリーズの続きは?

★★☆

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