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「雨宮兄弟の骨董事件簿」 [感想]

・雨宮兄弟の骨董事件簿/高里椎奈 角川文庫


雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫)

雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2022/11/22
  • メディア: Kindle版



発売前に予約して発売と同時に本屋に引き取りに行き、そのまま放置してあったこの本。
半年経って、やっと読み終えた。

横浜の路地裏にある雨宮骨董店が、舞台。
兄弟で営んでいるのではなく、彼らの両親が経営している店。
両親は買い付けに行き、店にはいない。
ディーラーである兄の陽人が店を切り盛りしている。
不思議な力を持ち妖精のような弟の海星は中学生だけれど、不登校で学校には行っていない。
そして、もう一人。
陽人の高校の先輩で、刑事の本木匡士。
本木が事件に関係する骨董の鑑定を陽人に依頼する。

3つの話と、高里さんの話ではおなじみの、幕間が1つ。
合計4つの事件。

この本には数字が打っていないが、2が出るのだろうか。
4つ目の話で、海星が養子、つまり血の繋がりが無いことがわかる。
免疫力が無い海星はどこから来たのだろうか。
ホント、妖精のような海星はどこからきたのだろうか。
これがこの本の最大の謎である。

★★★

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